2021年1月11日付で、ホワイトハウスからメラニア大統領夫人からの公式メッセージがアップされました。
正式に第一期目の終わりが来ているということで、一期目の終わりの言葉としてあげられたのだと思います。
色々と含蓄のある言葉が端々に見られます。
わたくしは、皆さんがそうであるように、Covid-19が、この1年の間に、わたくしたちの美しい国で、どのような現象を生み出したか、振り返ってみました
すべての国々が、愛する人の喪失、経済的苦痛、孤立などの悪い影響を経験してきましたね。
ファーストレディとして、特に私たちが最も弱い立場にあるとき、アメリカの人々が、お互いのためにどんな助け合いをするのかを、直接、目撃できたことで沢山の勇気をいただけました。
わたくしが経験したほとんどの経験は、他のたくさんの方のそれぞれの個人の物語と共に、私の心の中にあります。
最近では、私の心は、空軍の退役軍人であるアシュリ・バビット、ベンジャミン・フィリップス、ケビン・グリーソン、ロザンヌ・ボーイランド、そして国会議事堂の警察官、ブライアン・シックニックとハワード・リーベングッドに向けられております。
こんな大変な時期にあり、ご冥福をお祈り申し上げます。
わたくしは先週起こったことに失望し、がっかりしております。
あれらの悲劇的な出来事とそれを取り巻く事象を、意図的にトランプ政権が起こした悪意(テロなど)と関連づけたり、そのように貶めようという強い意思を持っている人々が、うわさ話や、不当な個人攻撃、そしてわたくしに対してまで誤った誤解を招くような非難をしたことは恥ずべきことです。
今やるべきことは、わたくしたちの国とその市民を癒すことだけのはずです。
自身の個人的な利益のために政治利用するべきことでは決してありません。
わたくしたちの国は秩序ある方法で癒さなければなりません。
この点は絶対に間違えないでいただきたいと思います。
わたくしは、国会議事堂で起こった暴力について、あってはならないものと考えております。
暴力は決して受け入れません。
アメリカ人として、迫害を受けることなく自分の視点を表現する自由を、わたくしは誇りに思っております。
これは、アメリカの土台であり、アメリカという国が構築された最も重要な理想の1つなのです。
数多くの人が、その権利を守るために究極の犠牲を払ってきた歴史があります。
そのことを念頭に置いて、この国の市民には、少し時間を取って、いったん立ち止まり、あらゆる観点から物事を見ていただきたいと願っております。
わたくしは、人々に暴力をやめさせ、互いの肌の色に基づいて推測しあったせず、また、異なる政治的イデオロギーを、攻撃的になる言い訳にしたり、悪意を遂行するために利用しないように求めます。
わたくしたちはお互いに耳を傾け、それぞれを結びつけるものに焦点を合わせ、わたくしたちを分断しようとするものを超えなければなりません。
多くの人が選挙に参加することに情熱と熱意を見出しているのを見るのはとても素晴らしいことなのですが、その情熱が暴力に変わることを許してはなりません。
わたくしたちの前進の道は、共に、それぞれの共通点を見つけ、自分自身が知っているはず、、親切で強い人間になることです。
わたくしたちの国の強さと性質は、自然災害の影響を受けたコミュニティや、全員に影響を与えたこのパンデミック全体に現れております。
これらすべての困難な状況に共通するのは、互いに助け合うというアメリカ人の揺るぎない決意です。あなたのその思いやりはわたくしたちの国の真の精神を示しております。
夏にずっと言っていたように、わたくしたちが振り返った時に、孫たちに伝えるのは今のような決定的な瞬間です。
共感と強さと決意によって、わたくしたちは未来の約束を取り戻すことができたのです。
皆さんの一人一人が、この国を支えているのです。
皆さんは、アメリカ合衆国を今の姿にし続けている人々であり、将来の世代に、我々が見つけたものよりももっと良い状態のものを残す準備をするという、信じられないほどの責任を負っているのです。
ファーストレディとして、この国に奉仕することはわたくしの生涯の名誉でございました。
過去4年間、夫と私を支え、アメリカ精神を信じられないほどの影響で示してくれた何百万人ものアメリカ人に感謝申し上げたいと思います。
わたくしにとって大切なプラットフォームで奉仕させて下さった全ての皆さまに感謝しております。
最も重要なこととして、わたくしは、わたくしたちの偉大な国のために、癒し、恵み、理解、そして平和を求めております。
毎日、私たちは神の下にある一つの国にあることを忘れないようにいたしましょう。
全ての方々に神の祝福がありますように。
そして、アメリカに神の祝福がありますように。
メラニア・トランプ
このメッセージには、終わりの悲しい言葉でなく、明るい始まりを予期する光あふれる言葉に満ち溢れています。
今回の一連の歴史的転換といえる局面、、そろそろクライマックスに入ってきたようです。
神様に感謝です。
