その昔…
私が20代の頃勤めた仕事場は主に2ヶ所ありますが、
そこではいずれも、お給料を頂く立場でありながら、
経営的視点からみる考え方と行動を学ばせて頂く最高の場でした。
(当時は、正直、なんて厳しい職場なんだ・・と思っていましたが、今思うと最高の学びの場だったなあと…)
そして30歳以降は、嫁ぎ先が開業医だったため、まさに経営と直面の日々でした・・。
そんな宝の経験をありがたかったなあと思っていた矢先、
南将路先生から、日々の環境の中で自分を育てることの真髄について、見せて頂きました。
ある10代の青年が、最近、ある有名温泉地の某旅館に勤め始めました。
彼は、手厚い福利厚生はじめ、職場にとても満足しています。
そんな彼が、更に自分を育てて、大きくなり飛躍するのに必要な
こんなお話を聞かせて頂いたとのこと。↓
『日々の仕事や仕事場、環境の中で、
経験と結果を積み、自分が自分自身を育てるのが最高。
そのために、日々の仕事場や環境を自分が育てる、
環境が育つとその中で自分もどんどん育つ…。』
どういうことかというと・・・ ↓
自分を経験と結果で、どんどん育てていく(成長させる)ためには、
まず今いる環境(職場)を育てる(うまくいかせる)視点が必要。
具体的にいうと、旅館にいるのならば、オーナーの視点にたって考えてみる。
そうすると、何が嬉しくありがたいかというと、
『お客様が増えて、来た皆様に喜んで頂けること、利益が増えること』
だろうという考えに至る。
そこで、実践する。
会う人たちや知り合いに、今いる旅館を宣伝してどんどん来てもらう。
例えば「今勤める旅館、最高!女将さんもキレイだし、一度泊まる価値あるよ」とか言って・・。
そうして、お客様がどんどん増えて繁盛すると、
職場は活気づき、仕事は楽しくなり、職場にとっても自分は喜ばしい存在になる。
結果的に、職場が育ち、自分もその中でどんどん育つことになる。
その場で、その実践は開始されたのでした。
「翌日にでも都合のつく人たちで、彼のいる旅館に泊まりにいこう!」と。
9人ほど集まり、彼に予約の連絡を入れるように言い、予約完了。
翌日、その旅館で皆で楽しみ、オーナさんからも温かいおもてなし頂いたとのこと。
そして、オーナーさんにも、心からの感謝の気持ちを向けたと…。
どんな環境に今あろうとも、そこが繁栄して活性化して育っていってこそ、
自分の繁栄・成長が促される・・・
環境を育てることなしに、ましてや不平不満を思うところからは
自らが育つことはあり得ない・・。
まさに、「経験と結果で自分を育てる」ことの真髄を、
具体的な実践をもってみせて頂きました。
この一連のお話の一部始終に、
私は『どこまでも愛だなあ』と感じたのでした☆
さあ、今日も新たな経験と結果が盛りだくさんの
今までで最高の日のスタートですね。
今日も〈自分育て〉、楽しみます ♪♪♪