これまで癌の方に対して、自然力で改善をさせて頂く機会があった。
そんな方々との対話の中で、ほぼ100%必ず出てくる共通キーワードともいうべき事柄があることに気づいた。
★親をうらんでいる・許せない・親のせいでこうなった(うまくいかない)
★人をうらんでいる・許せない・人のせいでこうなった(うまくいかない)
親や人をうらんだり許せないのは、結果として、自分をうらみ許せないと同じこと。
それに気づき、生き方・考え方・行動を180度変え、痛み・癌と決別した人もいれば、そうでない人もいた。
そうでない人も、自然力の浄化をさせて頂くなか、痛みが軽減し、『痛み消えたかも』と思う経過をたどる。
が、ある瞬間、痛みが襲ってくる。
痛みを感じる場合、その前からその瞬間にかけて、どんなことを考え、どんな思いがよぎったのだろうと思い、その都度聞いてきた。
その返答の数例をあげると・・ ↓
★『過去、自分をひどい目にあわせた誰々のことを思い出し、怒りがわいた・・・』
★『誰々のせいで辛い思いをし、癌にまでなった・・・』
★『裁判で争っている相手のことを考え、絶対許せないと思った・・・』
★『自分は誰々のために相当よくしたのに・・』・・・等。
思いというのは決して目には見えないけれども、ある種の思いが確実に痛みを生み出している。
逆に、痛みが消えていった人は、どういう思いなのか・・?
そんな人からきいた言葉はこちら ↓
☆『うらめばうらむほど自分が痛むことが分かり、ばかばかしいからやめようと思った。・・』
☆『結局、自分が自分を壊してきたんだと分かった・・』
☆『あの出来事があったから、今の自分がある・・よかった!・・』
人をうらめばうらむほど、本当の自分を失っていき、痛んでいく結果があり・・・
その一方で、全てのことは自分が起こしていることに気づき、
自己責任の覚悟をもてばもつほど、そして感謝で生きれば生きるほど、
本当の自分になり、痛みと疎遠になり決別する結果もある。
そんな結果を見て思う。
痛みやあらゆる不調は、〈バロメーター〉だと…。
” 今、どれだけ感謝で自己責任で真で嘘がなく、そして自然あっての全てのこと(一番は自然)と分かって生きているか?”
そして、生かしてくれている自然は、私たちには到底分かり得ないものだ…そのことが分かっているかどうか
についての〈バロメーター〉☆
バロメーターを素直に謙虚に受けとめるのか、不満の対象として受けとめるのか・・
そして、その後変わるのか、依然として変わらないのか・・
『自分の人生の幸せのカギを握るのは、やはり自分自身しかいない…』
と、臨床結果を見るたびに、その思いが深まっていく・・・。